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若者の合コン離れは本当なのか?
はじめに
近年若者の合コン離れが話題になっています。
恋愛離れと一体の現象だと思いますが、実際のところどうなのか探ってみました。
合コン未経験者が8割!
こんな記事を見つけました。
一昔前までは、若者の出会いの場として合コンが機能しており、「大学生は合コン三昧!」なんていうこともあったのではないのではしょうか?しかし今では「若者の◯◯離れ」の代表とも言われる「合コン離れ」。
~中略~
(この調査は、現役大学生による調査組織、マイナビ学生の窓口「次世代ラボ」が、首都圏在学の大学生80名にヒアリングを行いました)
□8割は合コン未経験!
独自にアンケートを実施したところ、現役大学生のうち合コンに参加したことがない人が79.6%に上り、大多数を占めました。
マイナビスチューデントより
合コンに参加しない理由として最も多かったのが、「誘われないから」だったようです。誘われない理由には、人間関係が希薄になった、恋愛に対する関心が薄くなったなどの背景があるという意見もあります。
出会いの手段の多様化も背景に
古代エジプトの時代から「近頃の若者は」と言われてきました。若者像について、あまり一般化してしまうのは良くないのかもしれません。
私は、人間関係が希薄になった、草食系になったというより、出会いの手段が多様化したというのが大きいのではないかと思います。
出会い系サイト、マッチングアプリ、街コン、趣味コン、婚活バーなど様々な種類の出会い系サービスが出現し、そういったサービスを利用するのが抵抗がない人が多いのではないでしょうか?
中高年以上ではネットでの出会いに否定的な人も多いのは事実ですが、20代の若者はネットでの出会いに肯定的になっているようです。
株式会社ハイパーエイトが行ったこの調査では、「インターネットでの出会いってありですか?」という直球的な質問に対し、男性の62%、女性の21%が「あり」と答え、さらに男性の9%、女性の24%が「今後はありかも」と答えており、合わせると男性の71%、女性の45%がネットでの出会いに期待をしている事が分かります。
Pouch[ポーチ]より
人間の時間は有限で、24時間ずっと出会いに関係したことに時間を使うことはできません。出会いの手段が多様化していくと、有限な時間の中で、自分に合った出会いの方法を見つようとするのは合理的でしょう。合コンという手段が意識されなくなってきて、その結果合コンが開かれなくなる、開かれなくなるので誘われないということが起こっているのかもしれません。
合コン離れが事実であっても、出会いを求める男女の気持ちは変わらないと思います。今後も新しいサービス、手段が次々に出てくるでしょう。
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