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30代以上の婚活する女性を叩くネットの風潮を考える
はじめに
ネット上で婚活する女性、特に30代以上の女性を叩く風潮があります。
一生懸命何かに活動をしている人たちを非難するのはどうかと思いますし、婚活をする女性にとって腹立たしい話です。
でも、実際どんな理由で批判をしているのでしょうか?
婚活をする上で耳を傾けるべき点もあるかもしれません。
この記事では、よくある批判について検討してみます。
「相手をえり好みするべきではない」という批判について
無意味な誹謗中傷は無視した上でネット上の批判を読んでみると、「相手をえり好みするべきではない」という意見が多いようです。
「大きなお世話」という感情も持ちたくなるかもしれませんが、多少なりとも真実が含まれるように思います。
婚活市場は自由競争が働きますので、条件がいい男性は条件がいい女性を選びます。
そもそも、年収や外見などが良くて誰もがいいなと思う30代以上の男性は既に彼女や妻がいるケースが多いのです。
年収で相手を選ぶ女性も多いでしょう。
しかし、サラリーマンの平均年収は下落し続けています。
平均年収は400万円台というデータもありますが、高収入者が数字を引き上げていて、一番多いのは300万円台だという説もあります。
「年収600万円以上」という条件に絞ってしまうと、独身男性の数は極端に少なくなってしまうのです。
やはり条件は再検討すべき
数%以下しかいない優良物件だけばかりに目を向けているのは得策ではないでしょう。
条件にこだわっていると、結婚ができる確率が減ってしまうのです。
(1)高年収にこだわる
⇒結婚できるチャンスが極端に減り、一生独身のリスクが高まる。
(2)高年収にあまりこだわらない
⇒チャンスが広がり、結婚できる可能性が高まる。
今の年収より男性の本質を見抜く目を
今年収が少なくても、将来大成する男性もたくさんいます。
2015年にノーベル医学生理学賞に決定した大村智氏は、若い頃経済的に恵まれず、奥様の内助の功があったとのことです。
文子さんは約15年前に病気のため、60歳で亡くなった。大村さんによると、高校教諭だった20代のとき、先輩の先生に紹介されたのがなれそめ。朗らかな性格に魅力を感じたという。
若手研究者のころは収入が少なく、書籍代のために生活費が足りなかったが、文子さんが子どもたちにそろばんを教えたり、家庭教師をしたりして家計を支えた。
亡き妻が支えた研究 大村智氏ノーベル賞報告墓前へ 日刊スポーツ 2015年10月6日
逆にバブル時代に3高(高身長・高学歴・高収入)の男性と結婚したが、夫がリストラされて収入がなくなり、「こんなはずじゃなかった」というケースも多くあると聞きます。
今現在の条件ばかり見てえり好みするのではなく、男性の本質を見抜く目を持つことが重要なのではないでしょうか?
個人的には今の男性の年収ではなく、人生の最後に自分が幸せだったと思えるかどうかなのだと思います。
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